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交通違反カメラの収益が急増 NSW州

【シドニー12日AAP】   NSW州政府は、この1年間で交通違反カメラにより、新記録となる約1億5000万ドルの収益をあげた。

同州の歳入事務局によると、州政府は2013/14年度で、交通違反の罰金により1億4913万ドルの収益をあげた。前年の1億2940万ドル、前々年の1億715万ドルからの増加だ。

NSW州内には赤信号兼速度違反取締カメラが126台、固定式速度取締カメラが108台、地点間取締カメラが24台、新しい移動式速度取締カメラが45台ある。州政府は2015年までに、取締カメラを200台追加する計画。

野党の労働党は12日、「学校周辺を含む安全目的での違反カメラの取り付けは必要だが、あからさまな収益調達目的では支援しない」と、同州政府を非難した。また、スピード違反後何週間もたってから違反切符が郵便で送られるより、速度監視装置や警察の存在が、ドライバーを減速させるのにずっと効果的だと加えた。

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