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シドニーハーバーの公営住宅が売却に

【シドニー12日AAP】   NSW州が公営住宅の売却を進める中、歴史的遺産リストに載るシドニーハーバー沿いの家が売りに出される。

ミラーズポイントの住宅6軒は、一等地にあるNSW州所有の約300の不動産物件の中で、最初に売りに出されることになる。これによる数億ドルの利益は、同州の公営住宅に再投資されるという。

NSW州政府によると、他の公営住宅の平均年間維持費が3000から5000ドルであるのに対し、ミラーズ・ポイントの維持費は1万4500ドルと約4倍だ。「公営住宅に適さない物件の維持に数百万ドルも費やすのは、公営住宅順番待ちリストの希望者5万8000人に対し不公平だ」と、アプトン家族・コミュニティーサービス相は述べた。

ロックスとミラーズ・ポイント一帯で293軒が売却予定であり、そのうち214軒が歴史的遺産リストに載っている。物件は来週市場に出され、来月以降競売にかけられる予定。

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