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非熟練労働者 就職口少なく 報告書から

【メルボルン16日AAP】   オーストラリア国内で、失業中の非熟練な失業者は、すでに就職口を探すのが困難であるのに、すべての非熟練の仕事に対して5倍の競争率があることがわかった。

 

福祉団体アングリケア(Anglicare)の調査によると、現在116万人が失業中で、正社員や長時間働けられる職を探しているという。

 

非熟練な労働者は、障害を持っている人や、中等教育を修了できなかった人、職を失った老齢者などを含む。

 

アングリケアは「非熟練の仕事に対して競争率は5倍。SA州では一つの就職口に対して9倍、TAS州では14倍になっている。国内には需要にあった十分な就職口がない」としている。

 

同団体は、非熟練労働者が定職に就くのに平均5年かかるとし、技術取得や職業斡旋の拡大の必要性を訴えている。

 

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