【キャンベラ15日AAP】 アボット政権が実現に向け躍起になっている炭素税廃止法案に関して、下院議会は14日に法案を可決した。これから上院で話し合いが行われるが、これまでにも炭素税廃止については上院で何度も協議された過去があり、与党は、今度こそはと可決に向け賛成票を確保するべく奔走している。
与党側は今週末にも炭素税を廃止できると見込んでいるが、上院では同法案の他にも議論すべき改正案や法案が複数あり、それだけでも数日から数週間かかるとみられている。
炭素税廃止に関して、アボット政府とパーマー統一党は、税廃止により電力会社が確実に電気代を削減する改正案について合意に至った。