【アデレード17日AAP】 太陽光発電自動車でオーストラリア大陸3,000キロメートルを縦断するレース、ブリジストン・ワールド・ソーラーカー・チャレンジで、ベルギーのアゴリアが見事優勝したことが分かった。第二位には日本の東海大学が入賞した。
ダーウィンからアデレードへ南下する同レースに、アゴリアは今回を含めて8回参加しており、今年初めて優勝を勝ち取った。アゴリアのクラエス広報担当は、レースが予想以上に困難だったと振り返り「16年間の努力の結果が出た」と喜んだ。
一方、昨年の優勝チームであるスウェーデンの電力会社大手バッテンフォールの車両は、ゴールまで260キロメートル地点で車両から発火し、途中棄権となった。また、第三位はミシガン大学が入賞している。