【シドニー19日AAP】 オーストラリアの航空安全局は、パイロットや航空機事業者に対し、ウクライナ東部上空の飛行を避けるよう警告している。
現在、マレーシア機が撃墜されたウクライナ東部上空を飛行予定のオーストラリアの航空機はない。民間航空安全局(CASA)は19日、米国や欧州の航空安全当局による勧告を受けて、欧州東部上空を飛行予定のオーストラリアの航空機事業者やパイロットは、ウクライナ上空の飛行に関するすべての安全情報を考慮するよう警告した。
米国の連邦航空局は、ウクライナ東部上空一部での米国の航空機飛行を禁止している。マレーシア航空は19日、現在はウクライナ領空を完全に避け、はるか南のトルコ上空を飛行していると述べた。