文化・芸能

米映画製作大手 メルボで2作品撮影へ

【メルボルン19日AAP】  連邦政府とVIC州政府は、メルボルンを大ヒット映画の製作拠点とすべく、計7,600万ドルを拠出することが分かった。元ディズニー会長のディック・クックが創設した米ディック・クック・スタジオが、メルボルンのドックランズ・スタジオで2つの新作映画を製作すると発表。VIC州政府は、新しい映画撮影スタジオに4,600万ドルを投じるとしている。

 

ディック・クック・スタジオは、ジョン・フラナガン著の児童書ファンタジー「Ranger’s Apprentice(邦題アラルエン戦記)」シリーズと、マイケル・スコット著の「Alchemist(邦題アルケミスト)」の2作を、メルボルンで製作するとしている。

 

ディック・クック氏は「招いて下さる限り、ここで製作を続けたい」と話し、メルボルンで出来る限り多くの映画を撮りたいと意気込みを語った。アンドリュース州首相によると、新たに設置される映画撮影スタジオは21年末に完成予定で、南半球最大の規模になるという。

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