政治

QLD州議会補欠選挙 労働党が勝利

【ブリスベン20日AAP】   QLD州議会で行われた補欠選挙で、労働党候補が対立候補支持層から18.6%の票を獲得し、勝利した。

ブリスベン北部のスタッフォード選挙区で19日に行われた補欠選挙では、外科医であるアンソニー・ライナム労働党候補が、自由国民党との政党選好で61.5%を獲得し、労働党は9議席となった。今回の補欠選は、5月に元自由国民党のクリス・デイビス議員が辞職したことによる。

自由国民党のニューマンQLD州首相は、「今回の選挙結果から、州政府に満足していない有権者もいたと理解し、今後一層の努力に励んでいく」と話した。

パラシェーQLD州労働党党首は、州首相が有権者の声を受けとめていないことが今回の結果から言えると述べた。落選した労働党のアンダーセン氏は、自由国民党は短期間で信頼性のある選挙キャンペーンを達成できたことを評価するべきと話した。

元自由国民党のスコット・ドリスコル議員が不祥事により辞職したことによる、2月のレッドクリフ選挙区での補欠選でも、自由国民党は支持を17%失っている。

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