【メルボルン19日AAP】 地方VIC州教区で同性婚を容認する決定がなされたことを受けて、メルボルンの英国教会は「遺憾なこと」だと正式に表明した。
8月に同州のワンガラッタ教区で同性婚が容認されたことに対し、ロバート・ミラー牧師は「非常に遺憾で悲しいこと」だとし、英国教会に対して冒涜な行為だと述べている。
しかし、同教会内の同性婚容認に対する非難は満場一致のものではなく、サイノッド(synod)と呼ばれる管理機関の会員の中には、ワンガラッタ教区の決定を「愛に満ちたもの」だとして称賛している。
今回の英国教会の発言は、数日前にシドニー大主教グレン・デイビス氏が、「英国教会で同性婚を容認する者は脱会すべき」と発言した後を受けている。