【キャンベラ22日AAP】 気候変動についてアクションを求める署名活動が、連邦議会に提出された。国内で過去最多となる40万人以上が署名した。
シドニー北部ワリンガ選挙区のザリ・ステガル無所属議員が署名を提出した。同議員は22日、「党派を超え、国民の声に耳を傾ける義務がある。気候変動に有意義なアクションを起こそう」と述べた。
署名では、壊滅的な人的および環境破壊を最小限にするために緊急な行動を求めている。無所属議員らは、与党自由党議員が反対側につき、気候緊急事態声明を支援するよう望む。21日に同事態を宣言する動議が議会で討議されたが、後日に延期された。
グリーンズ(緑の党)のアダム・バント副党首は、「転換期までわずか数年に達している。干ばつに苦しむ地域を含み、自らの選挙区で農家らに石炭をさらに燃やす理由を訴えなければならず、不満を持つ自由党議員も多い」と語った。