【シドニー23日AAP】 高校生対象のプログラミング能力を競う国際大会、国際情報オリンピックが台北で開催された。今年はオーストラリアから4人の高校生が参加して、そのうち2人が上位5位に入賞するなど大健闘した。
1週間にわたって行われる大会に、今年は80か国以上、311人以上の参加者があった。中国とアメリカ合衆国からの参加者と優勝を分かち合ったのは、ジェームス・ルース農業高校のイシュラク・フーダさん。5位に入賞したのは、ノーマン・ハースト男子高校のオリバー・フィッシャーさん。
チームリーダーのジャラー・ラッコ氏は、「出題されたタスクは非常に難解だった。あの限られた時間で解答できるのは世界で数人だ」と振り返った。また「国内でコンピューター科学を学べる学校が少ないのが残念。21世紀の重要産業であり、技術を身につけることは大切だ」と述べた。