【シドニー23日AAP】 今年11月にブリスベンで開催されるG20首脳会合にロシアのプーチン大統領が招待されても、出席を拒否する可能性が高いと外交の専門家が見ていることがわかった。
外交政策を専門とするシンクタンク、ローウィー・インスティテュートのローリー・メドカーフ氏は23日、親ロシア派に撃墜されたとみられているMH17の調査にロシアが協力する態度を見せなければ、同会合への出席は難しいと話した。
さらに同氏は、「オーストラリアならびに世界中で不満や怒りが募っている。風当たりが強いのは明白であり、それを承知しながら地球を約半周してまで来るかどうかは疑問」と述べた。G20への出席は、主催国ではなく、参加国による同意で決まる。