【キャンベラ27日AAP】 連邦政府は、失業保険の受給者に対して労働を義務付ける「Work for Dole」の新制度を来年度から施行することを発表した。失業者が継続的に求職活動を行うことを目的としている。
新制度では、18歳から30歳の失業保険受給者は毎週25時間、31歳から49歳までの受給者は週15時間の労働が義務づけられる。50歳以上の同プログラムへの参加は選択となる。
ハーツカー連邦雇用相補佐は、新制度により求職者が納税者やコミュニテイに恩返しをすることができるとした上で、求職者が継続的に職探しを行えるようにすると述べた。
現在のWork for Dole制度では対象となるのが、求職期間が1年以上の30歳まで、失業率が高い地域に住んでいる人限定となっている。