一般

観光客死亡で改善求める声 QLD

【ブリスベン24日AAP】  QLD州で23日、木々の間に張られたワイヤーロープを滑車を使って滑り降りるジップラインから男性が転落し、死亡する事故が発生したことを受け、地元の観光業者などから、観光客を守るための救急サービスの改善を求める声が高まっている。

 

地元住民によると、事故が発生したケープ・トリビューナル(Cape Tribunal)には毎年、数千人に上る観光客が訪れるが、デインツリー・リバーを越えると携帯電話の通信がなくなり、最寄りの救急サービスが受けられる場所まで約1時間半かかるという。

 

地元でファーンツリー・レインフォレスト・ロッジを経営するコーンウェルさんは、自宅の敷地がヘリコプターの発着場として使われており、「地元の企業は数千人という観光客の多さに懸念している」として、今回の事故も救急サービス施設の不足を浮き彫りにしたと話した。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら