【シドニー25日AAP】 NSW州の地方火災サービス(NSWRFS)は、グレーター・シドニー地区、ハンター地区、ノースコースト地区、ニューイングランド地区、ノーザンスロープ地区、ノースウエスタンおよびセントラルレンジズ地区に、26日の火気全面禁止を発令したことが分かった。
NSW州RFSのフィッツシモンズ氏によると、24日までに州内50か所以上で山火事が発生しており、このうち半数は消火に至っていないという。現在、約1,000人の消防士、80機の消防飛行機、ブルドーザーなどが消火活動にあたっている。
フィッツシモンズ氏は、当面まとまった雨が降らないと予想されていることも心配だとした上で、危険はすでに迫っているとの見方を示し、「26日は非常に危険な状況になりそうだ」と話した。