【メルボルン26日AAP】 VIC州メルボルンのホーソーン(Hawthorn)タウンホールで26日、新たに盲導犬となった77頭のラブラドール犬の“卒業式”が行われた。77頭はこれから、飼い主のもとで盲導犬としての活躍が期待される。
盲導犬は今後、人々の移動を援助するだけでなく、これまでは出来なかったような活動にも参加できるよう手助けをすることとなる。VIC州の盲導犬協会のヘイズCEOは、ある飼い主は長距離のブッシュウォーキングを体験したことがなかったが、盲導犬と一緒に出来るようになったという。
盲導犬協会によると一頭の盲導犬を訓練するのに約5万ドルかかるといい、これらの財源は主に寄付でまかなわれているという。クリスマスまでにさらに35頭のトレーナーが必要で、同協会は関心のある人たちはぜひトレーナーになって欲しいと呼びかけている。訓練期間は12か月で、協会から必要なサポートが得られる。