【アデレード26日AAP】 連邦政府が11月16日から導入を予定している新しいビザ規定の変更で、WA州が“Region(地方)”とみなされることが正式に決まった。地方大学の留学生を限定としている新卒者就労ビザの期限が、現行からさらに1年伸びることから、同州における留学生の増加につながるとの見方が強まっている。
連邦政府のコーマン金融相は、留学生が新卒者就労ビザでさらに一年滞在が可能となれば、「学生たちが職業経験や収入を得られるだけでなく、経済がさらに成長することにつながるだろう」と期待感を示した。
一方、ビザ規定の変更で、WA州の技術移民の職業リスト(Skilled Migration Occupation list)に影響が及ぶことはないとみられる。コーマン金融相は、州政府と連邦政府が、各都市や地方のニーズを満たすよう力を合わせていると説明した。