【キャンベラ28日AAP】 国民身体障害者保険制度(NDIS)に関する調査報告で、患者が新しいサービスプランに移行する際に、認可が下りるまで長期に渡ってサービス機関が費用を仮払いしていると明らかにされた。
知的障害を持つジョナサンさん(仮名)は、はるかに年上の患者たちとグループホームで暮らす。鬱を患い、新居への移動を希望するジョナサンさんは、国民身体障害者保険機関(NDIA)の認可を待つ。移行期間にサービス提供機関が費用を仮払いすることが多い。
あるサービス提供機関は、これまでに最高50万ドルを仮払いし、現在も10万ドル以上を仮払いしている。サービス提供機関のAccess2Choiceは、NDIAから費用を取り戻すのに最大で8か月かかり、時に従業員を減らさざるを得ない状況に追い込まれた。
NDIAの広報官は、「95%のプロバイダーが費用を毎週請求できている」と話す。