【ダーウィン1日AAP】 7か国から約100機の航空機が参加し、NT準州でオーストラリア最大の空軍訓練活動が行われる。
隔年で行われる模擬戦闘訓練「Exercise Pitch Black」は1日から22日まで、オーストラリア、ニュージーランド、米国、シンガポール、タイ、アラブ首長国連邦、ニューカレドニア各国の空軍が参加して行われる。
昼夜にわたり数十機の航空機がダーウィンとキャサリンの市街地を離陸することで、騒音は轟然たるものになりそうだ。ABC局によると、自宅上空で100デシベルの極めてうるさい騒音を記録したダーウィン住民もいる。
オーストラリア空軍は、可能な限り騒音を抑えるが、ある程度の騒音は避けられないことを地域社会が理解してくれることを望むと話す。民間航空機への影響を避けるため、訓練で多数の航空機が同時着陸することもあるが、職員2500人を追加する同訓練が、地域社会に膨大な経済的利益をもたらすだろうと話す。