【キャンベラ2日AAP】 連邦警察は、オーストラリアとオランダから成る総勢80人のチームの一員としてMH17機の墜落現場に初めて立ち入り、気温の高く困難な状況の下、遺体と遺留品の回収にあたった。
連邦警察は2日、捜索活動は、近隣で続くウクライナ政府軍と親ロシア派勢力による戦闘の脅威にはさらされていないと話した。また、オーストラリアの捜索隊は武装しておらず、捜索は純粋に人道的なもので、墜落に関する証拠収集は考えていないという。遺体の収容活動は7日から10日間行われる予定。
犠牲者の遺体と遺品は、身元確認のためオランダに運ばれる。38人のオーストラリア居住者を含む、乗客298人が亡くなったマレーシア航空機の撃墜事件以来、すでに2週間以上が経過している。