【シドニー5日AAP】 オーストラリア連邦準備銀行(RBA)は5日、月例理事会を開き、今月も政策金利を据え置き2.5%のままとすることを決定した。この記録的低金利はちょうど一年前に引き下げられてから変動がない。
理事会の後、スティーブンス総裁は、経済成長は今後一年低迷が続くことが予想されているとし、この低金利はしばらく続くことを示唆した。
さらに同総裁は、賃金率が顕著に下落したことで、たとえ対オーストラリア・ドルの為替レートが下落したとしても、インフレーションを目標範囲内に留めることができるであろうとの見解を示した。