【メルボルン31日AAP】 メルボルンで開催される競馬レース「メルボルン・カップ」で、VIC州レーシングクラブが毎年、会員専用として用意する「フレミントン・バードケージ」に、今年は多額のコストでセレブリティを呼ぶのではなく、会員へのもてなしを充実させる方針であることが分かった。
バードケージはこれまで巨大ロケットやヨット、スイミングプールなどの大掛かりな装置を準備してきた。バードケージにテントを構えるフランスのシャンパン製造GHマムは今年、テーマを「ペルシャのホテル」とし、ベルボーイやコンシェルジュ役を配置。エレベーターをかたどった写真撮影用のブースなどを用意した。
このほかにも、宝飾品のケネディー(Kennedy)やワイン製造のセッペルト(Seppelt)、ビール製造のファーフィ(Furphy)などが、バードケージ内にマーキー(Marquee)と呼ばれる大型テントを構え、得意客をもてなす予定だ。
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