生活

「雷雨ぜんそく」今年初の警報 VIC

【メルボルン1日AAP】  VIC州西部で1日、飛散する花粉の量が増加したことから、花粉症と悪天候が重なって引き起こされる「雷雨ぜんそく」の警報が、州内全域に発令された。雷雨ぜんそくの警報が発令されるのは、今年はこれが初めて。

 

毎年11月は、雷雨ぜんそくが最も起こりやすい月となっている。2016年11月21日にはメルボルンで、雷雨ぜんそくにより10人が死亡した。VIC州保健当局のサットン氏は「過去の記録を見ても、ほぼ11月に発生している」と述べ、警戒を呼び掛けた。

 

サットン氏はさらに、花粉症の症状しかない人でも、敏感に反応してぜんそくに見舞われる可能性があるとしている。雷雨ぜんそくは、花粉の飛散が多く強風で、高温多湿で寒冷前線が発生している場合に発生しやすい。ただ、2日はぜんそくの危険性が中~低程度となる見通しだ。

 

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら