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ショーテン党首 ロシア輸入規制を批判

【キャンベラ8日AAP】  ビル・ショーテン野党党首は、ロシアがウクライナの分離主義者支援に関わったことへの制裁として貿易規制を受けた報復措置として、オーストラリアからの牛肉などの輸入を禁止したことについて、「気分が悪い」と強い言葉で非難した。

ロシアは、牛肉、果物、野菜、魚、チーズ、乳製品など、複数の国に対して約1年間の輸入規制措置をとるとしている。ショーテン野党党首は8日、メルボルンで開かれた会議で「実状を把握して道徳的に振る舞える者がいない」とロシアに対する不快感をあらわにした。

また、バーナビー・ジョイス農業相は国内農業への影響を軽減するために、アジアの市場を視野に入れて対応を検討していると8日、ラジオ番組で答えた。一方、全国農民連合は、政府の対策はあてにならないとしながらも、農業者らはロシアの輸入禁止措置がもたらす影響を非常に懸念していると述べた。

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