【キャンベラ15日AAP】 ジョー・ホッキー財務相は、貧困層は車を所有していないとの先の発言に対し繰り返し謝罪した。
ホッキー財務相は15日、マッコーリーラジオにて繰り返し謝罪し、貧困層と比べ富裕層は最大3倍の燃料税を課されると主張しようとしたと話した。年2回の燃料税の物価変動制を支える目的での問題発言に、国民は憤慨し、5月の連邦予算案発表以来、同相の仕事ぶりに不満を持つ同僚を悩ませた。シドニーのラジオ局2GBのスタジオへの往復は、連邦政府の送迎車ではなく同相が自分で運転した。
ショーテン野党党首はホッキー財務相の謝罪前、アボット連邦首相は不公平な予算案または財務相を排除する時だろうと話した。後に、謝罪にはまったく感心しなかったと話した。
アボット首相は、貧富を問わずすべてのオーストラリア人が長い目で見て幸せになる策をホッキー財務相を持つと話した。パイン教育大臣は、ホッキー氏の発言を直接支持しなかったものの、感銘を与える財務相だと称賛した。
グリーンズ(緑の党)のバント副代表は、今度は予算案に対する謝罪がホッキー氏には必要だと話した。