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パーティー乱入暴力 少年に懲役8年

【シドニー15日AAP】   リアム・ナイトさん(18)の頭蓋骨に鉄筋を刺した加害者の少年に対し、最短で懲役8年の刑が言い渡された。

2013年1月、シドニー北部フォレストヴィルで友人の誕生日パーティーに出席していたリアムさんは、乱入した当時16歳のDSとのみ知られる少年によって、頭蓋骨に3メートルの鉄筋を刺された。

今年初めに行われた公判で、DSはパーティー参加者への複数の暴力事件で有罪を認めた。6月に行われた判決審問でリアムさんは、「パーティーに入れなかっただけで、DSは僕の人生を変えた」と述べた。

シドニーの地方裁判所で15日、ロナルド・ソロモン判事代行はDSの心からの後悔を受け入れたが、「加害者が犯した暴力は重大であり、行き過ぎた損傷」として、最長12年6か月の判決を言い渡した。軽率にリアムさんに重傷を負わせたことに対しDSは有罪を認めたが、意図的に重傷を負わせたことでより大きな罪になった。

DSは2017年3月まで少年拘留所に拘留され、21歳の誕生日に成人刑務所に移動する。釈放は最短で2021年1月。

裁判外でリアムさんは、「僕の人生で非常に長く困難な時間であった。今回の事件で勝者はいない」と話し、気持ちを切り替えて進んでいくと述べた。

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