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シドニーなど12日 壊滅的な火災の危険

【シドニー11日AAP】   NSW州地方消防サービス(RFS)は、12日はシドニー全域と北部ハンター地方、南部イラワラ・ショールヘブン地方で“壊滅的な火災の危険”と発表した。人命が失われる危険があるという。

10年前に新たに火災の危険度レベルが導入されて以来、シドニーで“壊滅的”と発令されるのは初めて。

シドニーは広域の35行政地区におよぶ。危険地帯とされるのは、西部および中西部のバーウッド、カナダ・ベイ、ストラスフィールド、ブラックタウン、キャンベルタウン、カンターバリー・バンクスタウン、カンバーランド、フェアフィールド、リバプール、パラマタ、ペンリス。東部ランドウィック、シドニー市、ウェイバリー、ウラーラ。北部および北西部のカムデン、セントラルコースト、ザ・ヒルズ、ホークスバリー、ハンターヒル、クーリンガイ、レーン・コーブ、モスマン、ノース・シドニー、ノーザン・ビーチ、ライド、ウィロビー。南部および南西部のジョージス・リバー、コガラ、サザランド。

国内で過去最悪の事態を招いた火災は2009年2月のブラック・サタデー。173人が死亡し、家屋数千軒が焼失した。現システム下では同じ“壊滅的”にあたる。

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