【シドニー11日AAP】 第一次世界大戦の終結を記念する11日、国内各地でリメンブランス・デーの式典が行われた。
1918年11月11日午前11時、ドイツが第一次世界大戦の停戦に署名した。毎年この日の午前11時に1分間の黙とうが行われる。
シドニーのマーティン・プレースの式典には数百人が足を運び、モリソン連邦首相、ベレジクリアンNSW州首相、ビーズリーNSW州総督も出席した。
シドニー北部セントラルコーストに住むヘレン・ウェイクさん(82)は、3つのメダルを胸に付けて出席した。幼少期に母親とともに祖父の家に移り住んだウェイクさんは、「戦争の歌や話を常に聞いて育った。毎日がリメンブランス・デーだ」と話した。少なくとも過去50年、式典に足を運んでいるという。