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豪兵士296人 不適切行為で解雇

【キャンベラ21日AAP】  最新のオーストラリア陸軍発行の新聞が、過去2年間で296人の兵士が解雇され、そのうち3分の2以上が禁止薬物の使用が理由で解雇されたと報じている。2012年から13年度は158人、2013年から14年度は138人が、軍から強制離脱を命じられた。

296人のうち、不適切行為で追放されたのは2012年から13年に19人、2013年から14年に35人。禁止薬物の使用では、2012年から13年に114人、2013年から14年に89人が解雇された。その他の犯罪行為では、2012年から13年に25人、2013年から14年に14人が解雇された。

モリソン陸軍中将は解雇された兵士について、4万4千人の現役兵士を落胆させるものだと述べた。同中将は、昨年、厳しい口調で兵士たちの違法行為をいさめて注目を集めたが、今回も「自分に合っていないのなら辞めろ」「間違いを犯して代償を払うのは当然」と強い口調で語っている。

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