【パース22日AAP】 WA州の複数の旅行者が、バリへの旅費の支払い後、航空券やホテルの予約がないことが発覚する事件が発生している。
ここ数日で消費者保護当局に、チボン・ベッツというオーストラリア人の女が経営する旅行会社「Bali Indulgence」に関して複数の電話相談が寄せられているが、ソーシャルメディア等から多くの人が被害にあっていることが示唆される。
消費者保護局のニューコム局長代理によると、この旅行会社で予約した旅行者らに、空港到着後に有効な航空券がない、バリのホテル到着後に予約が入っていない、旅行前に予約がない等の事例が発覚している。同旅行会社またはチボン・ベッツを通して予約をした旅行者は、出発前に航空会社や宿泊先に直接予約を確認するべきだという。
また、クレジットカードで予約をした人は、カード会社に決済の取り消しを依頼するべきだと、ニューコム氏は話した。銀行から直接送金した場合は救済を得られない恐れがあるが、銀行に確認してみるべきで、旅行保険契約を確認し、保険の対象に入るか保険会社に問い合わせる必要もある。
該当者は消費者保護当局(1300304054)に連絡を。