【シドニー13日AAP】 NSW州警察は13日、州内で発生している複数の山火事について、不審火の可能性があるとして調査を進めていることが分かった。これまでに、男2人がロイヤル・ナショナル・パークで、消防士の制服を着て地方火災サービス(RFS)職員が使用する用具を所持していたとして、告発されている。
警察が火災原因を調査しているのは、レイク・イラワラ(Lake Illawarra)からオクスリー(Oxley)間、シドニー南部タラマラ、ロイヤル・ナショナル・パーク内ロフタス(Loftus)、ブルーマウンテンズのカトゥーンバ(Katoomba)、ウーロンゴンのバークリー(Barkeley)、タムワース(Tamworth)近くのムーンビ(Moonbi)で発生した火災。
NSW州警察のスミス副部長代理は「山火事が不審なものか、故意に火をつけたのかについて全力で調べるつもりだ。放火犯が見つかった場合には、法の裁きを受けさせる」と話した。