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チャイルドシート再利用 政府が推進

【キャンベラ13日AAP】  連邦政府はこのほど、自動車に取り付ける乳幼児用チャイルドシートのリサイクル事業に、2,000万ドルを拠出する方針を明らかにした。チャイルドシートの廃棄物を減らすとともに、リサイクルすることで環境保護にもつながるとしている。

 

チャイルドシートは安全に使用できる期間とされる10年間を経過すると、中古品として販売することが難しく、毎年20万個が埋め立てごみとなっている。一方、家族や親せきで再利用する場合、製造から10年を過ぎて使用していることも多く、安全性が問題視されている。

 

同リサイクル事業では、古いチャイルドシートを屋外用の家具や、フローリング材、ガーデニング用縁飾り、擁壁などさまざまなものに再生される見通しだ。レイ環境相は同事業に関し、チャイルドシート製造企業や小売企業などとの合意書に署名した。

 

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