【シドニー23日AAP】 シドニー北部ビーチの悪名高い岩場で男性が死亡し、救助隊員らは岩場での釣り人に対し、ライフジャケットを着用して気象警報に従うよう嘆願している。
23日午前10時30分頃、ノース・カールカールの崖の下で3人の釣り人が波にのまれた。お互いの面識はない。NSW州警察によると、2人がもう1人の男性に心肺蘇生法を開始し、救急隊とウエストパック・ライフセーバーの救急ヘリコプターが到着するまで男性を保護したが、男性は心停止で死亡した。死亡した男性(42)はライフジャケットを着用していなかったとされるが、死因の一因となったかは明らかでない。
同救急ヘリコプターのリーヒ隊長は、NSW州沿岸での最近の一連の事故を受け、岩場での釣り人に対し、ライフジャケットを着用するよう呼びかけた。また、気象局と地元のサーフ・ライフセービング・クラブが発表する気象警報に注意するよう念押しした。
シドニーの南、カイアマのブロウホール・ポイントでも先週、岩釣りをしていた男性(60)が死亡した。