【シドニー26日AAP】 国内最大手のカンタス航空会社とバージン航空会社は、航空安全当局が出した最新のガイドラインを元に、離着陸時の電子機器の使用を認めると発表した。
現行は、コンピューターやタブレットなど電子機器の使用は、離陸後シートベルト着用サインが消えて安定飛行している間のみ認められていた。
オーストラリア民間航空安全局は専門家やメーカー、また操縦士など関係機関に調査を行った結果、フライトモードとなっている電子機器は飛行機に何ら影響を与えるものではないことが確認されたと発表した。
新ポリシーは、カンタス航空では全ての国内・国際線のフライト、バージン航空は全ての国内線と短距離の国際線が対象。26日午後から施行される。ただし携帯電話を使っての通話やメッセージ送信は、引き続き機内では一切禁止。