文化・芸能

米ラッパー「人種差別受けた」 カンタス航空批判

【シドニー16日AAP】   米国のヒップ・ホップ・グループ、ブラック・アイド・ピーズのリード・ラッパーであるwill.i.amさんが、カンタス航空を利用してブリスベンからシドニーへの移動中に、客室乗務員から人種差別を受け「非礼極まる」接客を受けたと非難した。

 

will.i.amさんは自身のツイッターで「自分と同乗していたメンバーたちが、非常に攻撃的な客室乗務員によって最悪なサービスを受けた。彼女が人種差別者だとは信じたくないが、明らかに彼女は人を皮膚の色で人を差別していた」と述べた。

 

ツイッター上で、シドニー空港で待機していた連邦警察官に対して、 ノイズ・キャンセリングのヘッドフォンをしていたため客室乗務員が話しかけているのが聴こえなかったと説明しており、同乗していた他の乗客たちが、客室乗務員の方が感情的だったと証言したことから解放された、としている。

 

これに対してカンタス航空は「will.i.amさんがノイズ・キャンセリングのヘッドフォンをしていて客室乗務員の指示が聴こえなかったために誤解が悪化してしまった」と説明している。

 

ワールド・ツアーを開催しているブラック・アイド・ピーズは、現在オーストラリアでツアーを行っており、16日にはホームブッシュで行われていた。

 

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