【シドニー29日AAP】 労働力不足を緩和するため、定められた標準賃金より安い賃金で技術を持つ移民を雇用できる新しい法案を政府が用意していると29日、ニューズ・コープが伝えた。
新しい規則では、技術者ビザ457の保持者を対象に定められている標準賃金より最大で10パーセント安い賃金ならびに、より平易な言語テストで、手に技術を持つ外国人労働者を雇うことが可能になる。今週中にも承認される見通しで、ダーウィンで適用が始まり、順次、労働者不足の地域で適用される。
規則が適用される職種は、チャイルドケア、身体障害者ケア、機械工、レンガ職人、オフィス管理、大工、シェフ、看護士など。ニュース・コープは、新しい規則に対して労働組合による反発は避けられないだろうと報じている。