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QLD遠隔地で毒劇物トラックが爆発

【ブリスベン7日AAP】   QLD州遠隔地で毒劇物を搬送していたトラックが横転し、爆発炎上した。運転手が重体となっているほか、消火活動に参加していた警察や消防隊員などもやけどを負った。

事故があったのは5日午後10時ごろで、QLD州中央部チャールビルから30キロ南の地点を走るミッチェル・ハイウェーで、50トン以上の硝酸アンモニウムを搭載したトラックが横転。その衝撃でトラックは爆発した。

トラックを運転していたマッケイに住む男性(33)は重度のやけど及び頭部損傷で病院に搬送されたが重体となっている。

爆発の衝撃で消防トラック2台がほぼ全焼した。また、爆発時の振動ははチャールビルにまで伝わり、住民らには地震があったと勘違いする人もいた。

現場から直径2キロの地域は、現在も流出した硝酸アンモニウムのため立入禁止の状態が続いている。消防隊によると、爆発の勢いは3キロ離れた草木をも燃やしたという。

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