【パース22日AAP】 WA州パース南部ヤンゲバップ(Yangebup)にある銃専門店「クレアモント・ファイヤーアムズ」から、約100丁の銃が盗まれ、警察が調査を行う捜査本部を設置したことが分かった。店の防犯アラームが21日深夜に鳴ったことから、犯行はこの時間に行われたとみられている。
警察は、犯人が隣接の住宅から侵入したとみており、近くのノースレークで火を付けて焼かれた形跡のあるトヨタハイラックスが見つかったことが分かっている。また、警察は盗まれた銃のほとんどが拳銃だったとみている。
WA州警察の重大組織犯罪部のフォリー警部は「拳銃はコミュニティにとって差し迫った危険となる」と懸念を示し、盗まれた拳銃は最終的に闇市場に流れ、犯罪者の手に渡るとの見方を示した。また、近隣コミュニティに対しては、拳銃を取り戻すため24時間体制で警戒を続けると説明した。