【シドニー8日AAP】 イタリアのリミニで7日に開催された世界のジェラート業界で最も権威あるコンテスト「ジェラート・ワールドツアー」決勝戦で、シドニーのジェラート・カフェが出品したジェラートが見事一位に輝いた。
世界一のジェラートを作るのはシドニー中西部エンモアにある「カウ・アンド・ザ・ムーン」。出品されたのは、同店オリジナルのマンドーラ・アフォガット・フレーバー・ジェラート。マダガスカン風バニラにイタリア産のアーモンドソースなどをからめ、ロースト・コーヒーのショットで仕上げたもの。
カフェ・オーナーのクロール夫妻は、コンテストに出品するフレーバーを決めるために、常連客を招待して味の品評会を開いたという。妻のウェンディさんは「本場のイタリア人を負かしたことがとてもうれしい」と述べた。
コンテストの予選は世界各地で行われた。オーストラリアでもメルボルンで予選が行われ、カウ・アンド・ザ・ムーンは2位だった。決勝戦では世界中から集まったジェラート24品が1位を争った。