【シドニー15日AAP】 15日、シドニーの複数の病院に対して脅迫があったとして、患者らが避難する騒動となった。警察では捜査を進めている。
午後3時ごろ、シドニー東部にあるプリンス・オブ・ウェールス私立病院では、車椅子の患者を含む入院患者らが最上階の5階から避難。他にも、ロイヤル・プリンス・アルフレッド病院、ロイヤル・ノースショア病院、ロングービル私立病院にも影響があったとみられている。警察は、「保健局と共に脅迫の犯人特定に全力を挙げている」と述べた。
アボット連邦首相は先日、オーストラリア国内におけるテロ警戒レベルを「中位」から「高位」に引き上げた。これを受けNSW州警察でも、シドニーのハーバーブリッジのような人々が多く集まる観光名所から小さなショッピングセンターまで、監視の幅を広げることを発表したばかり。