【シドニー27日AAP】 オーストラリア国内で2018年に結婚したカップルのうち、全体の5.5%となる6,500組以上が同性婚だったことが、豪政府統計局(ABS)の統計から明らかになった。オーストラリアでは2017年に同性婚が合法化となっている。
ABSが27日に発表した統計によると、2018年に結婚した11万9,188組のカップルのうち、同性婚は6,538組だった。州別でみると、NSW州が最も多い2,290組だったが、比率ではACT(首都特別地域)が最大で全体の8.3%となっている。
同姓婚の支援団体just.equalのクルーム広報担当は、“婚姻の平等は決してイデオロギー戦争”ではなく、“尊厳の平等に対する心からの願望であり、LGBTIの人たちやその家族が共有する帰属意識”であることを、統計が示しているとコメントした。