【アデレード18日AAP】 1973年8月、アデレード・オーバルにフットボール観戦に来ていて行方がわからなくなった二人の少女について、警察が新しい調査を開始した。調査の再開は、18か月前に寄せられた情報に基づいた判断だとしている。
4歳と11歳だった少女は、二人でトイレへ行ったまま行方がわからなくなった。警察は、SA州中北部のヤティナ地区を重点的に捜査している。捜査対象とされた家屋は、最後に家主だった男が何らかの事情を知っているとされてきたが、裏づけとなる証拠が見つからないまま、男は1999年に死亡している。
警察は18日、家屋の敷地内にある二つの井戸など数か所を捜索したが、重要な発見には至らなかったことを明らかにした。また、同じ場所で再び調査を行うことを示唆した。少女らの遺体や遺留品が見つかるまで諦めないとして捜査を継続している。