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ロックアウト法来年1月廃止 シドニー

【シドニー28日AAP】  NSW州のベレジクリアン首相は28日、大きな論争を招いてきたシドニーのロックアウト法について、来年1月14日から廃止すると発表した。キングス・クロス地区は除く。同首相は、24時間体制の経済活動を促進する一方、コミュニティの安全には今後も注力していく考えを示した。

 

シドニーの夜間経済について調査を行った委員会は今年9月、連邦政府に対し、シドニーCBDで実施されているロックアウト法のため、年間160億ドルの損失が出ているとして、これを廃止すべきとの見解を示していた。

 

ロックアウト法の廃止により、シドニーCBDでは午前0時以降にカクテルやショットのほか、グラスで提供される飲み物の規制がなくなる。また、最終オーダーの受付時間は午前3時30分と30分延長となる。また、NSW州内の酒屋の営業時間が、月曜~土曜は午前0時まで、日曜は午後11時までとなる。

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