【ケアンズ20日AAP】 QLD州ケアンズに、世界経済の85%を代表する財務相と中央銀行総裁らが集結する。
2日間におよぶケアンズでのG20財務相・中央銀行総裁会議は、オーストラリアのホッキー財務相とRBAのスティーブンス総裁が共同ホストを務め、11月にブリスベンで予定されるG20サミットの構想を設定する。議論のテーマは職と経済成長に集中するとされ、ホッキー氏は、今後5年間で世界的に追加2%の経済成長を目標に掲げている。
ロシアの代表団も今回の会合に出席予定だが、英国のオスボルン財務相とイングランド銀行のカーニー総裁は、スコットランド独立の住民投票のため欠席する。
およそ1000人の代表者と国際メディアがケアンズを訪れることにあたり、追加で800人の警官が市内を巡回し、一部地帯は週末にかけて封鎖される。