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デービッドジョーンズ苦戦 売上2.1%減

【シドニー28日AAP】  老舗高級デパートのデービッド・ジョーンズは、今年7月1日からの4カ月半の売上総額が2.1%減少したと、親会社であるウールワース・ホールディングスが明らかにした。同社が南アフリカのヨハネスブルグ証券取引所に報告したもの。

 

デービッド・ジョーンズは国内の小売業界で広く売り上げが落ちていることを受け、苦境に陥っている。同社の市場価値は現在、ウールワースが買収した22億ドルの半値以下まで落ち込んでいる。ただ、オンラインは全体の売上高の10.4%を占め、売上高も68%増と好調。

 

ウールワースは減価償却額が4億3,740万ドルとなったことについて、経済的に逆風が吹いていることが原因だとしており、昨年3月に完工予定だったエリザベス・ストリートの改装工事も不振の一因と説明した。

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