【キャンベラ1日AAP】 オーストラリアは夏到来となり、地球温暖化の影響で今年は厳しい暑さが予測されているため、関係機関は人々に暑さ対策を行うように注意を促している。
オーストラリア公衆衛生協会(The Public Health Association of Australia)は、「熱波はすでに異常気象ではなくなっている」として、熱中症対策に対してのファクト・シートを発行している。
熱波は著しく高温な空気が数日間ある地域を覆うことを指しており、熱波の期間や頻度が増えているという。
過去20年の間国内外において、熱波による死亡者の数は他の自然災害を合わせた数よりも多い。
ファクト・シートには、気温が上昇している時にはショッピング・センターや映画館などの涼しい場所に移動するなどのアドバイスや、高齢者はGPと熱波対策プランを相談し、猛暑の際には激しい運動をしないように指導している。