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iPadで気が散りセキュリティー違反

【シドニー27日AAP】   シドニー空港で、男性がiPad(アイパッド)に集中するあまりセキュリティー違反を犯し、乗客らに遅れが生じた。

27日午前、国内線ターミナル3を誤って出た男性は、安全検査を通らずに出口通路を使ってターミナル内に再入場したとされる。男性はiPadの使用で気が散り、自分の歩く先に注意を払っていなかった様子。安全保障当局者がCCTVカメラで状況を確認し、万一に備えてすべての乗客の再検査を行った。

カンタス航空によると、この事件による遅れは1時間以上におよび、乗客1000人以上に影響が出た。乗客の多くは、メルボルンで行われるフットボール決勝戦に向かう観客だった。

シドニー空港会社によると、他の国内・国際線ターミナルは今回の事件による影響を受けていない。

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