【シドニー28日AAP】 報道によると、政略結婚のためレバノンに向かおうとしていた14歳の少女が、航空機への搭乗を止められ救済された。
ニュースコープ・オーストラリア社の報道によると、シドニー空港で27日、海外で少女が結婚させられると知った共同捜査チームによって、少女と叔父の搭乗が阻止された。数時間におよぶ聴取後、2人は解放されたが国外に出ることは許可されなかった。少女は政略結婚のためレバノンに向かう予定だったと伝えられている。
モリソン移民・国境警備相の代弁者は、今回の搭乗阻止とテロ対策の関連はないと話した。
過激派組織「イスラム国」が、テロリストと結婚するようソーシャルメディアを通して若い女性を勧誘していることを受けて、関係当局は政略結婚に対し警戒している。今回の事件とイスラム国の関連性はあげられていない。