【パース30日AAP】 オーストラリアに不法に入国しようとした難民を収容するパプアニューギニア・ナウルにある難民収容所で、女性難民が職員による性的被害に遭っていると伝えられた件について、モリソン移民相は、「事実ならば怒りを覚える」と述べた。
ある女性難民の訴えによると、収容所の警備員らはバスルームの水を故意に止め、女性難民に対して「2分以上シャワーを浴びたければ裸体を見せろ」と迫ったという。別の女性は、男性警備員の1人は女性に対して「お前らがナウルのコミュニティに解放された時には後を追って強姦する」と脅迫されたと述べた。
さらには、オーストラリア人の元警備員は半年前、少なくとも子ども5人と10代の難民にわいせつ行為をしようと計画していたと訴える女性難民もいた。
モリソン移民相は、「事実確認が最重要だが、真実であれば許容できる問題ではない」と述べた。