【メルボルン2日AAP】 ニュージーランド出身の男が、シリアの内戦に参加し、バシャール・アル・アサド大統領を排除する運動に加わろうとしていたことが2日、メルボルン地域裁判所で明らかになった。
モハメド・アミン容疑者は2013年9月、トルコ経由でシリアに入国しようとしたが、偽造パスポートが取り消され、オーストラリアから出国できなかった。警察は、アミン容疑者とシドニー在住でシリアへの戦闘員派遣に関与しているとみられる男の会話を傍受していた。
アミン容疑者は「“医師”は“手術”にのぞむ準備は完璧だ」と、戦闘への準備が出来ていることを比喩的に男に伝えたが、偽造パスポートがブリスベンで取り消されると、同容疑者は、デンマークに住む婚約者に会いに行く途中だと説明したが、婚約者の名前については分からないと答えた。